ケーブル・アワード2021

グランプリ

準グランプリ

特別賞

ケーブルチョイス賞

RBB TODAY賞

優秀賞 チラシ部門

優秀賞 映像部門

優秀賞 グッドプラクティス部門

田中泯が表現する
信州須坂プロモーション 株式会社Goolight
信越支部(長野)

世界的な舞踊家「田中泯」による長野県須坂市のプロモーションを目的とした映像。東日本最古・最大級の積石塚古墳「須坂市八丁鎧塚古墳」を舞台にした田中泯の“場踊り”を4KHDRで撮影した。
CM、PV、4K番組を制作、YouTube配信など多彩な展開を行った。

  • 映像が美しかったです。地元の古墳を舞台にしつつも、舞踊家の舞を中心とした構成で、地元の直接的なPRが一切出てこないところが印象的です。
  • 古墳に行ってみたいと思いましたし、須坂市はどんなこところなのだろうと思いました。
  • キャスティング・舞台設定等企画演出も素晴らしい。
  • 田中泯の舞踊と映像のインパクトは半端ないものがある。
  • これはドキュメンタリー作品の一部なのでしょうか。映像としてすごい迫力で圧倒されます。
  • とてもインパクトがありました。
  • 4K撮影が際立ち、観光プロモーション映像とはいえ、重厚感にあふれた作品。
  • 圧巻の映像美と演技に圧倒されます。

やっぱりテレビっておもしろい! 株式会社インフォメーション・ネットワーク・コミュニティ
信越支部(長野)

「顔の見える企業」が「借り物ではない言葉で」をテーマに制作した多チャンネル視聴訴求チラシ。家で過ごす時間が増えた今、テレビの面白さを改めて伝え、市民の生活を豊かにしたい。毎月3人のスタッフが、それぞれ「おもしろい!」と思う番組を自分の言葉で紹介。

  • 多チャンネルの訴求のために、個々の3つの番組を紹介するという手法は、逆転の発想で効果があると思いました。デザインも目を引いて、思わず読んでみたくなるもので、完成度が高いと感じました。
  • 文字数は多いが、手書き風のデザインで引き込むような工夫が感じられる。リモコン解説も親切。
  • 印刷などがきれいなチラシが普通になっている中、手描き・手作り感がとても新鮮。少々ゴチャゴチャ感がありながら、情報がいい感じに整理されていて、言いたいことが伝わってくる。スタッフの紹介というのも、書店員手描きのポップのような効果があるかも。
  • これはチラシの形を取ったSNSだな、と思いました。手書きは強いなとあらためて感じました。実際にSNSでも展開しているとのことで、トータルなコミュニケーションとしても素晴らしいですね。「顔の見える企業」という理念があって、その表現としてこの形という一気通貫した考え方もいいです。戦略的であり、それが戦術に繋がっていて、総合的に優れたモデルだと思います。
  • インパクトがあってとてもいいと思いました。文字量をもう少し減らして、高齢者にも読みやすくするといいと思いました。
  • リモコン操作の解説は高齢者を意識したものだと思われるが、とても良いアイディア。偏りがちな視聴チャンネルから、「見てみよう」へ誘導させる効果が期待できるチラシになっていると思う。

食べて応援!スマイルご当地便入間ケーブルテレビ株式会社
北関東支部(埼玉)

新型コロナウイルスにより打撃を受けた生産者を応援するべく、当社グループの新事業である工場農業で生産した野菜(フリルレタス)とセットにしたコラボ商品を加入者に限定販売した。ケーブルテレビの告知力を地域貢献につなげた企画。

  • まずはケーブルテレビが野菜を生産していることに驚き。その野菜を地域貢献にうまく生かしていると思います。継続的な取り組みとして、販売の裾野も広がっていくことを祈っています。
  • 地域への支援大。地産地消・CSR観点からも好感もてる。
  • 地元業者の応援&自社農業製品の販促のコラボレーションが素晴らしい。
  • このような地産地消に恵まれる地⽅⽣活に惹かれます。
  • 地元とのつながりがないとなかなか取り組めない事業であり、新規ビジネスながらもケーブルテレビ局の強みを活かしたもので、今後に期待が持てる。

あって良かった!ひまわりアプリひまわりネットワーク株式会社
東海支部(愛知)

設定は江戸時代。嵐が接近している中、時代に合わない「アプリ」を使って地域の沿道や河川の情報を確かめるというアニメーションCM。

  • 江戸時代という設定がお見事で何も知らない将軍とひまわりアプリを教える家来というのが面白いしわかりやすい。アプリの説明も端的ですっと入ってくる。声もいい。(小島よしお さん)
  • 江戸時代という設定に工夫があり楽しくみられました。内容も分かりやすく、どのようなアプリなのか理解しやすい。作品も静止画中心なのに、セリフが生き生きとしていて、動きが感じられ、訴求力があります。
  • 便利さはよく伝わってくる。
  • シンプルなアニメーションだが、設定がわかりやすく共感しやすい。何を伝えたいかも明確。
  • NHKでも時代劇に現代的な要素を採り⼊れた「光秀のスマホ」のような企画をやるご時勢にマッチしている。

J:COM ルンルンルン♪株式会社ジュピターテレコム
南関東支部(東京)

従来のイメージから、新たにイラスト表現を活用してキャッチーでワクワクしたイメージを構築。20~30代の若年層へのアプローチを強化し、認知共感を目指した。女優の吉高由里子さんを新たに起用し、キューッパなどの印象的なフレーズを馴染みあるメロディーにのせて発信。

  • メロディーとポップさで伝えたいことを印象に残るよう伝えられると思いました。モバイル、ケーブル、ネットと内容が異なっても、同じ音楽、部屋等であるので、続きもののようで、より効果的と思います。訴求したい点がキッチリと伝わる。
  • 親しみのある音楽による残存効果抜群でよくできている。個性的な⼯夫やケーブルテレビならではのアピールがあるとさらに良かった。
  • 親しみあるポップで楽しい作品です。

秋本奈緒美が行く 
日本名水巡りの旅 イッツ・コミュニケーションズ株式会社
南関東支部(東京)

日本でも名だたる名水の地長野県松本市出身の女優・歌手秋本奈緒美が全国の水がきれいなところを巡る旅番組。(29尺・全11話)水善きところは温泉・米・野菜・酒もきっと「うまい!」はず美味と、そこに暮らす人々と出逢う旅。

  • 映像における水、緑が美しい。4K版もあるということなので、映像美に拘っていることが推測できます。名水巡りというテーマも、偏りなく広く関心をもってもらえるもので、ゆったりとした番組構成になりやすく、万人に受け入れられるもので、コミュニティチャンネルにおける教養番組として優れていると感じました。
  • 番組としてキッチリ良く出来ている。
  • これはプロモーションではなく番組?映像がとても美しく、地域を越えてケーブルテレビ局のネットワーク的コンテンツとの位置づけていこうという発想がいい。水は様々な文化の源でもあるので、魅力的なコンテンツになるのでは?
  • 秋本奈緒美さんを起用した番組のPRで番組映像だけを使うのはもったいなかったですね。

トレーディングカード風名刺日本海ケーブルネットワーク株式会社
中国支部(鳥取)

トレーディングカードを模した名刺。課員をキャラクターに見立て、妥協せず遊び心を前面に制作した。表面はビジュアルで自分を表現するモノやコトに関連した内容。裏面は能力値や趣味・特技など人となりを表す内容とし、名刺としての機能を保持しつつ話題性のあるものとした。

  • アイディアが面白く、それを実行するところがまた面白いと思います。デザインも楽しく親しみがわくものです。裏面の情報も多岐にわたっており、自らを紹介するという名刺の趣旨のはるか上を行っていると思います。
  • 名刺をコミュニケーションツールと捉える発想はいい。デザイン性も高く、トークピースとしても活用できそう。いっそ、「スタッフの名刺を何枚集めたら○○」みたいな仕掛けを作ってみては・・・など、発想が広がる。
  • 名刺のようなトレカのようなツール、というのは新発想でいいと思います。

いつでもあなたの
ゴールデンタイム株式会社ケーブルメディア四国
四国支部(香川)

昨年度はサービス名称(ピカラ光てれび)の認知度向上プロモーションを実施し、約80%(約10%増)の認知を得た。今年度は営業スタッフの意見から、社名愛称(CMS)の認知が低く、コミュニティチャンネルの需要が高いことが判明した為、それらを強調したプロモーションを展開した。

  • インパクトのあるデザインで引きつけつつ、個々の番組内容を詳細に伝えることで、愛称、コミュニティチャンネルの認知度向上という目的を達成するための内容伝達ができる仕上がりになっていると感じました。
  • 一般的な手法であるが、地域密着感は感じられる。
  • 地域の住民が顔になるという発想が重要。コミュニティチャンネルの番組内容もわかりやすく伝わってくる。
  • いいですねー!地上波テレビにはない地域情報、ニュースをやっていること、出てくるのは地域の人たちであることがズバッと伝わります。番組の姿勢が明確だから出演者を出せばそれが即伝わる。放送局としての理念が明確だからストレートなコミュニケーションが強いのだと思いました。素晴らしい!
  • インパクト抜群で、つい見てしまいます。わかりやすさもいいと思います。

あなたが感謝を伝えたいのは
誰ですか?シーシーエヌ株式会社
東海支部(岐阜)

データ放送ラジオ「テレビでラジオ」をどう訴求するか。「日常の生活の中にテレビでラジオが聴けると何かに使えるのでは?」と企画。毎朝ラジオを聴く母に高校生の娘が仕掛けたサプライズを描きました。監督は岐阜市内で映画監督を夢見る直井さんに依頼。

  • 見ていて温かい気持ちになれました。監督、出演者、音楽等地元へのこだわりはケーブルテレビ会社ならではの強みだと思います。テレビによるラジオの訴求は難しいテーマですが、うまく身近な場面に落とし込めていると思います。
  • 情緒的で印象に残るCM。データ放送ラジオに関してはややわかりにくさもあるものの、企業イメージのアップには貢献しそう。
  • 市民が参加してコンテンツ制作していこうという姿勢、作品の完成度、メッセージの伝達力等、総合的に評価できる。ただ市民参加で制作した作品なら、クレジットをしっかり入れたほうがその意味も伝わるのではないか。

ウイルスぼくめつのうた 
視聴者参加Ver株式会社CATV富士五湖
南関東支部(山梨)

富士吉田市在住のシンガーソングライターでこさんにご協力をいただき、ステイホームを支援するために共同で曲を制作。その中で視聴者にも参加してもらえれば楽しめるのではないかと考え、動画を募集。曲は新しい日常に向けての歌詞を入れ、制作した。

  • コロナ禍の中で地元の応援歌を作り、視聴者の映像をコラボさせるというアイディアは独創的だと思いました。
  • 歌のメロディーは親しみやすく、歌詞も元気が出るもので、愛着が沸くタイプで企画にあっています。コミュニティチャンネルの番組の合間あいまに映像を更新しながら使うと、より地元に密着しそうに思いました。
  • ホッと安心させられると同時に勇気付けられる。
  • 地元のシンガーソングライターの声と、住民の皆さんの映像で、とても魅力的な動画になったと思います。視聴者が自分で撮った映像を募集するプロセスを経ることで、参加感が増す要素は大事。
  • 素晴らしいです。ただ、いきなり歌から始まり視聴者映像を見せてよかった。説明はあと、もしくは途中のスーパーで十分。惜しいです。説明がなければ泣けました。
  • 多くの人が参加する楽しい作品でした。

毎日発信
新型コロナ感染症の地域報道株式会社キャッチネットワーク
東海支部(愛知)

地域に特化した新型コロナ情報(感染者数や行政・学校・店舗情報など)を発信する為TV(ニュース番組/特別番組/データ放送/L字放送)WEB(コロナ特設ページ/地域情報サイト)でエリア初の感染者が確認された2020/4/4から毎日地域の安全安心を目的とした地域報道を継続。

  • 地元自治体におけるコロナ情報は、ありそうでなかった、でも知りたい情報であり、それを継続的に提供していくことを実行に移したことは、地域住民や自治体にとって有意義だと思いました。
  • 今回のような非常時に、ケーブルテレビが地域メディアとして、地域のために何をすべきか。それはその地域に必要な情報を地域の目で選択し、きちんと届けることだろう。報道内容が提示されていないのでその部分は評価しにくいが、地域住民が必要な情報を自社が持つメディアを総動員して日々継続的に発信し、住民の要望に応えてこられたのであればそれはCATVがやるべき地域貢献の原点。そこが支持されれば経営的にも大きなプラスだろう。
  • 学校や企業単位になりがちでともすれば閉鎖的になりがちなコロナ禍での情報。ケーブルテレビの役割は⼤きいと思います。
  • 地元の人々がコロナ感染症に関するどんな情報を求めているのか地上波にはない地域密着の情報発信は大切。

常滑焼まつりDX大作戦知多半島ケーブルネットワーク株式会社
東海支部(愛知)

衰退する地場産業「常滑焼」をV字回復させるため、DX化計画が立ち上がる。その手始めとして、毎年秋に開かれる陶器市をオンラインでも開催することになった。情報発信の要となる公式ホームページ制作を、コミュニティチャンネルでの取材活動が認められ、弊社が担当した。

  • 単なるweb販売でなく、陶器市との連動、魅力の発信、決済手段の工夫等、充実した取り組みになっていると思います。活動を通じて、関係者の協力も強固となり、今後の継続的な取り組みにより、成果が充実することを願います。
  • 伝統的地場産業への貢献のためにWEB制作などに関わることは意味があると思われるが、動画配信だけで効果は出るのか? コミュニティチャンネルとしてはどのようなことをやったのか?前年比2倍の売り上げの要因を提示されるとさらに評価できる。

オリジナル通販番組
「はこだて元気直送便」株式会社ニューメディア
北海道支部(北海道)

イベント中止や観光客の減少で過剰在庫に悩む地元食品メーカーに販路を提供すると共に、旅行や外食を控えている市民へ地元の銘品を届ける取り組みとして通販番組を制作。商品のこだわりや地域への思い、担当者お気に入りの食べ方等も聞いて、売り手の顔が見える番組を放送。

  • 通信販売の内容が地元食品メーカーのみということで関心のある視聴者を適切にターゲットにしうる企画だと感じました。ケーブルテレビが地元食品メーカーのネット販路の拡大に貢献することにより、地元密着度の拡大、知名度向上等といった効果も期待できると思います。
  • 番組自体はいわゆる通販だが、これが地域の業者さんのコロナ対策応援だと思うと、意味が変わってくる。地域の生産者と消費者を繋ぐ仕組みをケーブルテレビが担う好例。
  • 首都圏でも販売してほしいです。
  • 地元の食品メーカーにとって、ECサイトがなくても販売できる通販番組への出演・出品は、コロナ禍でなければハードルは高いものだと思うが、この取り組みにおいては、そのハードルが低くなり、同社としても地域メディアとしての威力が発揮できたのではと思う。