ご挨拶

理事長写真
理事長 安田 靖彦

   ケーブルテレビは、これまでに、全国、津々浦々まで、エリアをカバーする有線ネットワークをつくりあげ、「テレビ、インターネット、電話」の、トリプルプレーサービスを提供し、デジタル・ディバイドの解消や、地域の利便性の向上に取り組んでまいりました。
   一方、我が国は現在官民あげてユビキタスネットワーク社会実現に向けた取り組みを推進しており、ケーブルテレビも、これまでのように家庭等への固定的なサービスに限定するのではなく、「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」使えるICTサービス提供に貢献していかなければなりません。特に地域において、ICTサービス提供の役割を担うケーブルテレビとしては、地域のユビキタスネットワーク構築の要望に、こたえていく必要があります。
   「ケーブルテレビ無線利活用促進協議会」はこのような社会的な要請に応えるために、ケーブルテレビ事業者、学識経験者、自治体、関連団体等を構成員として、2007年4月19日に発足いたしました。
本協議会での活動を通じて、「有線と無線の融合」を推進し、デジタル・ディバイドの解消や地域に密着した小回りのきく新しいサービスの実現を図り、ユビキタスネットワーク社会の構築に貢献してまいりたいと考えております。現在、WiMAX部会、ギャップフィラー等検討部会、次世代無線利活用部会の3部会に分かれて活動を行っており、逐次成果を世に問う所存です。
   ご期待をいただくとともに、ご支援をお願い申し上げます。